病院食

病院食

入院中の食事は、主治医の指示に従い、治癒や病状回復の促進を図るため患者さんの病状に応じた適切な食事を提供出来るよう様々な種類をご用意しております。
抗癌剤等による食欲低下時などに合わせて、主食や副菜の形態や量、栄養補助食品の追加などの調整も行っています。主治医、管理栄養士にご相談下さい。
また、それぞれの季節に応じた行事食の献立を取り入れ、季節のメッセージカードも添えて提供しています。

一般治療食

常食、減塩食、学童食、幼児食、離乳食、調乳、授乳食、お祝膳、軽食など

特別治療食

糖尿病食、脂質異常症食、妊娠高血圧食、腎臓病食、透析食、肝臓病食、心臓病食、エネルギーコントロール食、膵臓病食、クローン病食、潰瘍性大腸炎食、低残渣食、形態対応食(ペースト/きざみ/一口大)、胃瘻食、ソフト食、嚥下調整食、VF食、術前食、流動食、濃厚流動食、扁桃腺摘出術後食、食道術後分割食、胃切除後分割食、肥満外科術後食、易消化食、生物禁止食、乳び胸対応食、ハーフ食、大腸検査食、PET対応食、ヨード制限食、化学療法食、放射線治療食、ハートフル食(緩和ケア食)、おにぎり食、貧血食、ケトン食、修正アトキンズ食、アレルギー食、宗教対応食、その他治療に必要な食事

衛生管理

当院では大量調理施設衛生管理マニュアルを遵守し、給食を提供しています。

大量調理施設衛生管理マニュアルとは集団給食施設等における食中毒を予防するために、HACCPの概念に基づき、調理過程における重要管理事項として下記のことを示したものです。

  • 原材料受入れ及び下処理段階における管理を徹底する。
  • 加熱調理食品については、中心部まで十分加熱し、食中毒菌等(ウィルスを含む。)を死滅させる。
  • 加熱調理後の食品及び非加熱調理食品の二次汚染防止を徹底する。
  • 食中毒菌が付着した場合に菌の増殖を防ぐため、原材料及び調理後の食品の温度管理を徹底する。

HACCPとは

Hazard Analysis and Critical Control Pointのそれぞれの頭文字を取った略称で、食品の製造・加工工程の段階で発生する恐れのある危害をあらかじめ分析(hazard analysis)し、その結果に基づいて、重要管理点(Critical Control Point)を定め、これを連続的に監視することにより製品の安全を確保する衛生管理の手法のことです。

原材料の受入れにおける管理

納入に際しては調理従事者が必ず立合い、検収場で品質、鮮度、品温、異物の混入等につき、点検を行い、その結果を記録しています。

加熱調理品の加熱温度管理

加熱調理食品は、中心部温度計等を用い、中心部が75℃で1分間以上、(二枚貝などノロウイルス汚染のおそれのある食品の場合は85℃で1分間以上)又はこれと同等以上まで加熱されていることを 確認するとともに、温度と時間の記録を行っています。

調理済み食品の温度管理

調理後、病原菌の増殖を抑制するために、温冷配膳車で、10℃以下又は65℃以上で管理しています。

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